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あらゆるものを梱包して運ぶ。簡単なようで実は奥深い“梱包の世界”

「精密機械を輸送の振動からどう守るか?」「厳しい環境の海上輸送に耐える梱包の仕方は?」「重量物をコンテナに2段で積み重ねるには?」「形は左右対称だが重量が非対称の梱包方法は?」など、製品やニーズの数だけ、解決すべき輸送課題があります。梱包済みの箱はシンプルな四角の箱にしか見えませんが、その内側にあるのは製品だけではありません。課題を解決するためのアイデアや製造ノウハウが詰まっているのです。


梱包方法の提案から設計、試作まで、オールマイティーな力が問われる梱包のプロ。

梱包の提案はすべてがオーダーメイド対応。そのため、梱包する製品の重さ、形状、数量、輸送先(海外・国内)、価格など、ニーズを詳細にヒアリングすることからスタートします。お客様によって、コスト優先であったり、繰り返し使えるように汎用性が求められたり、作業のしやすさを重視されるケースがある一方、精密機械や数トンもするような重量物など、梱包そのものが大変難しいケースも少なくありません。毎回、こうした新しい課題に向き合い、最も適した梱包形態や梱包方法を考え、提案から設計・試作までを担当するのが営業の仕事です。重要部分の確認や重心位置を検討した上で、箱の大きさ、固定の仕方を決め、強度計算を行いながら設計していきます。木材と段ボールの使い分け、組み合わせ方、強度を出すための形状の工夫など、どんな提案を行うかはすべて営業に任されているため、自分の持つノウハウやアイデアを十分に発揮できるところに大きなやりがいがあります。当社では包装管理士や工業包装技能士の資格取得のサポートも行っているので、専門性を高めていくことも可能。梱包のプロとして成長できるフィールドが広がっています。

営業部 部長

私たちの営業の仕事には包装設計がつきものです。いろいろな業種を見て勉強し、現場で製品づくりを覚え、自分で固定して設計できないと満足いただける提案はできません。技術と経験はどうしても必要になりますが、提案に同じものは一つとしてなく、木と紙の組み合わせも無限。そこに仕事の面白さ、梱包の世界の深さを感じてもらえるはずです。

営業部 課長

共通化できる部分を考えたり、組み立て作業を秒単位で短縮できる方法を考えるなど、コストバランスや作業性のいい梱包設計を心がけています。やりがいを感じるのは、入札の時。いかに「いい!」と言ってもらえるものを提案するかが腕の見せ所です。「この人ならアイデアを出してくれる」と相談事をされる存在になることが目標です。


職人技と最新設備を駆使して、製品を創造するものづくりの最前線。

木箱をはじめ、強化段ボールによる梱包材、製品を乗せ固定するためのパレットなどの製造を担当します。仕様通りに木材や強化ダンボールなどの素材をカッティングし、必要に応じて木箱・パレットの組み立てを行います。そこには、お客様のニーズと輸送プロセスに応じて、必要強度、耐久性、密閉性、作業性、リサイクルのしやすさなど、それぞれの素材が持つ性能を十分に引き出し、求められる機能を付加する“ものづくりの技術”が不可欠です。素材を熟知したカットの仕方、釘をどう打つか、段ボールをどう折り曲げるか、切り方・組み立て方どれ一つをとってみても、機械化できない職人的技術とノウハウが求められることは言うまでもありません。最新の工作機械を導入した生産設備とともに、こうした一人ひとりの技によって、満足度の高い製品づくりや私たちの強みである小ロットや短納期への対応が可能になっているのです。技術とノウハウを身につけるには時間がかかりますが、お客様への配送に携わりながら製品や梱包の種類を学び、ものづくりの最前線でお客様の期待に応える製品づくりをお任せします。

製造部 主任(本社工場)

1tクラスの重量製品の輸出用梱包という大型案件を受注したのを機に、製造にも強くなりたいと考え、ものづくりの現場も担当しています。一人ひとりが持つ技術、仕事への真面目な姿勢はどこにも負けません。1+1が5にも10にもなる技術力があるので、もっとチームワークを発揮できる体制を作っていきたいですね。ものづくりは楽しいですよ。

製造部 主任(新市工場)

強化段ボールを製造する新市工場で仕事をしています。各製造ラインの稼働状況チェックや工程管理、受注管理、スタッフマネジメントなどを行うのが私の仕事です。最初は誰でも素人ですが、しっかりと基本をおぼえていけば成長も早いと思います。仕事が楽しめるように、新人にはていねいに教えますのでご安心を!